患者

2010年12月19日

最も重大な洗脳が解けた日。 今後は大幅に身軽になるであろう。

悟る

調子が悪くて爆睡していた患者さんが起きて一言、 「鬱病の対処方法が分かった。ひたすら寝ることだ」 はい。今度からはそうしてください。

ご近所さんが優しい

長老の一人に「奥さんを見かけないけど大丈夫かい」と聞かれたので、「実はちょっと病気で・・・」という切り出し方から話が進み、患者の偽プロフィールをでっち上げることになった。半分以上は事実だけどね。 良かったのは、鬱病について理解があり、「奥さ…

皿割り

このクラスのメンヘラにしては食器を割る頻度が低かったが、久しぶりに皿を割ったついでに掃除機を壊した。 生理が重いもんねぇ。いつも大変だもんねぇ。

どんどん良くなっている

忙しいけどちょっとだけ書いておきます。 ここ2週間ほどで、どんどん病状が軽くなっています。 理由はだいたい分かっていて、主にセルフイメージの改善です。 それは何年も前から取り組んできたことなんですが、最近になってジグソーパズルのピースがはまる…

久しぶりに噛みつき

昨日、久しぶりにひどいことになった。 道に迷うというシチュエーションがトラウマと重なったようだ。 歯形だらけの左手の甲を撮影したけどiPhoneなので投稿できない。というか投稿しないほうがいいのかな。それなりにグロいから。 せっかく評判の店でシュー…

「あの頃は狂っていた」

患者の5月23日の発言。過去の自分の価値観を振り返って思ったという。 よくぞ気づいてくれた。 この時の僕の感動は筆舌に尽くしがたい。 あえて言うならば、山の頂上にたどり着いて御来光を仰いだようなすがすがしさがあった。

久しぶりに解離

昼食後に2006年の人格が出た。相変わらず死にたがってた。 とはいえ1時間以内に元に戻った。

秘められた怒り

彼女は今日もまた気付きがあった。世間に対するすさまじい怒りが自分の中にあることに気付いたという。 僕は何年も彼女の激しい怒りを見せつけられてきたので、本人も自覚しているとばかり思っていたが、まったく無自覚だったようだ。 無自覚と言うより、自…

セルフイメージの自覚

「気が付いた。自分自身のイメージが最悪なものなら、死にたくなるよね」 これには驚かされた。自覚がある物だと思っていたから。 とはいえ、早くも今年最大級の気付きである。本当に良かった。これでかなり楽になる。

大切なものから捨てる病

昔から掃除や整理整頓が苦手だった。今でも荷物は増え続けており、片付ける時間は取れない。 一方、患者さんは整理整頓が好きである。しかし鬱病と解離性障害が邪魔をして体が動かない。その上、部屋は僕の荷物であふれかえっている。きれい好きには苦しい状…

いいかんじ

数日前までとはうって変わって、ここ3日間は快調。 やりたいことがどんどんこなせている。 より自己コントロールのスキルも上がった。 作業をしながら精神があっちへ行ったりしないのも画期的。 これがずっと続いたらいいのに。 やはり恐ろしいのはPMSから…

つらい

話を聞くのもつらい。 鬱病を軽視するすべての人間を憎みたい。

自己ののしり

昨夜のこと。風呂上りに患者の様子がおかしかったのだが、「気が付いたら10分間くらいすごい勢いで自分を罵っていた」という。 気分のいい話ではないが、よくよく考えてみればこの程度で済んで良かったと言える。なにしろ昔は言葉の暴力では済まず、拳の雨…

過去の自分にドン引き

猫カフェに向かう途中、ACO の absolute ego を聴きながら、これを毎日のように聴いていた58年前の自分を思い出し、当時の自分の破壊されまくった人格が紡ぎ出す突き抜けた悲壮感に圧倒され、恐怖を通り越して笑うしかなかったという。 自覚が出たのは良い…

別人格との対話

つい今し方、彼女が別人格を表に出したので、ずっと話を聞いていた。 2歳から6歳までがひとまとめになったものらしい。 それは身勝手な大人達に振り回される不幸な子供だった。 彼女の人生観はこの時点で既に悲壮極まりない物になっており、自分を殺して周り…

ケーキ

患者さんは情に厚い人である。全身打撲で満身創痍の中、ガトーショコラを5ホール作り、それを各所に送り届けていた。今日は八幡のカフェへ一人で届けに行った。一人で来たことを主催者に心配されたそうだ。 以下の写真は、その帰りに八幡駅前で買ったケーキ…

至言?

「今、『病んでいないヤンデレなんて、ウンコの入っていないカレーのようなものだ』と言いそうになった自分が怖かった」 そうですか・・・。

1月30日

大荒れ。 昨日の事が原因ではない。10日にわたって予定が崩れ続けたことが原因であり、朝食を食べ損ねたことが直接のスイッチとなった。 現在、部屋はDMCの社長が根岸君の部屋を荒らしたようになっている。 突き破られた風呂のドアは31日に修理。11…

1月29日

初めて母の過去の言動について問いただしたのではないだろうか。 良い傾向である。

人間力

たとえば、「やっと人を憎むことができるようになりました」という言葉を聴いたときに、あなたはどう反応するだろうか。「こらこら、人を憎んじゃだめだよ」などと即答するのは最悪の部類に入る。底の浅い人生を歩んできたことを暴露しているようなもんだ。 …

日曜日の解離

瞬間的な解離の後の言葉。 「今、分かったことがある。解離すると楽なんだ。意識を投げ出せるから。別人格に任せて、自分は消えていられるから」

家に帰ってきてみたら

最悪のクリスマスだ・・・どうするんだよこれ。グチっていいですか?

スター誕生

先日、うちの患者さんがモンテッソーリ教育の講師の人に言われた言葉は忘れられない。 「あなた、べ○るでスターになれるわ」 あのべ○るでスターになれるってどんだけー。 一方、ご近所さんは女王の称号を得ていた。 そのうち「オールスター拮抗禁止令大会」…

問題解決型カウンセリング

話を聞くだけでなくワークショップ的なことをやるカウンセラーと出会った。近いうちに世話になるかも知れない。 この手法は「決断」という概念を使う。過去に「決断」を行った時期までさかのぼり、「決断」を変えるのだという。早ければ4〜5回、長ければ数…

禁止令と拮抗禁止令

人の日記で知った単語を、うちの患者に当てはめてみる。 人々が知らず知らずのうちに演じてしまう人生プランとしての『人生脚本(Life Script)』の内容には、幼少期に親から意識的(無意識的)に与えられてきた禁止令(injunctions)が大きく影響している。(中…

良き日

良い出会いがあった。 良い情報を得られた。 事態は良い方向へ向かうだろう。 感謝。

両親が来た

栃木の両親が来た。はるばる北九州まで。患者の両親と会うために。 新北九州空港で出迎えて、待ち合わせ場所である北九州市立美術館へと向かった。 母はこちらに来るのは初めてだったが、話がいい感じで進んでいた。伝えたいことを伝えることができたようだ…

誕生日

例年とは比べものにならないほど穏やかな誕生日を迎えることができました。 僕の実家からは愛のこもった贈り物が届きました。これは妹の結婚式に持って行くべきでしょう。 ディナーはどうする?と聞いたら、「焼き肉か焼き鳥」と言われ、近所の焼鳥屋へ行く…

母親との電話

「明日オーブンを借ります」 そう伝えて電話を切った後、不思議そうな顔をしながら 「なんだか新しい人としゃべっているみたい」 と言った。