DREAM.1 ライト級グランプリ2008 開幕戦

スカパーのTBSチャンネルにて、さっき見終わったばかり。すでに3月の生放送を見たので結果は知っていたが、おさらいのために全試合を見直した。

ミノワマン×イ・グァンボム/1R 1分25秒 ヒザ十字固め

ジャンプ黄金期の格闘漫画を体現する男、ミノワマン。いつも無茶な体重差の相手と戦うのが定番になりつつある。対するイ・グァンボム選手、動きが素人だ。時間の問題だった。

桜井“マッハ”速人×門馬秀貴/1R 1分12秒 レフェリーストップ

冷酷な目つきの門馬選手、実力も高いと思う。しかし後ろ回し蹴りのような大技をマッハ選手が食らうはずもないだろう。対するマッハ選手、プレッシャーにはプレッシャーで返し、リーチで不利ながらも的確にカウンターを当ててゆくのは見事だった。

ヨアキム・ハンセン×朴光哲/2R終了 判定3−0

いつもよりヨアキムが生き生きと自由自在に動き回っている。ヨアキムにそんな動きを許すようでは勝てない。とはいえ判定持ち込み。ヨアキム疲れた?


宮田和幸×ルイス・ブスカペ/1R 7分37秒 チョークスリーパー

宮田選手が肉体の強さで相手の技をことごとく返してしまうのはすごかった。パンチにも威力がある。しかし1ラウンド10分は長く、攻め疲れたところをルイスは見逃さなかった。

永田克彦×アルトゥール・ウマハノフ/2R終了 判定3−0

おそらく実力は拮抗している二人。止まることなく攻め続ける永田選手。最後の最後まで攻撃の手を休めることはなかった。対するウマハノフは目がよい。相手をよく見ている。永田のパンチがなかなか当たらない。とはいえ腕十字をねらいすぎ?

石田光洋×チョン・ブギョン/2R終了 判定3−0

チョン・ブギョン選手、いい動きをしている。拳のスピードも速い。気持ちも強い。まだ動きは荒いものの、とてもキャリアが浅いようには見えない。経験を積んだらすごいことになるんじゃないだろうか。対する石田選手は得意のタックル三昧。何度も倒して上になるが、なかなか決定打を出せずに判定持ち込み。残念。

ミルコ・クロコップ×水野竜也/1R 56秒 KO

PRIDE最高峰の選手、超人ミルコの復活戦。迎え撃つ水野選手はわずか6戦のキャリア。いくらなんでも無茶だろう。しかし本人も承知の上でのことらしい。いつまでたっても決まらなかったミルコの対戦相手、誰も行かないんじゃ僕が行きますよ、といったところか。最後は重そうな左拳が無慈悲に降り注いで終了。

アンドレ・ジダ×エディ・アルバレス/1R 6分47秒 レフェリーストップ

どちらも24歳、若くて実力のある二人。最初はジダが良い攻撃を当てて優勢かと思われたが、エディの強烈なプレッシャーが徐々にジダの体力を奪う。やがて反撃できなくなりレフェリーストップ。

川尻達也×ブラックマンバ/2R終了 判定3−0

倒してマウントを取ってパウンドを落としていくのが川尻選手の得意なパターン。しかしブラックマンバの長い手足がそれを許さない。攻めあぐねいて消耗する体力。解説席のKIDの口調がだんだんイライラしてくる。なにより川尻自身が満足できていない様子。


青木真也×J.Z.カルバン/1R 3分46秒 ノーコンテスト

せっかく楽しみにしてたのにね。残念だったね。手を合わせて謝るカルバンは結構いいやつかも。


動画、YouTubeにアップロードされてるのね。こういう記事を書くときにはありがたいけど、著作権的にどうなんだろう。黙認なのかな。CMをカットせずにアップロードしているから許されてるのかな。