ぽんこつ野郎

 薬で頭が回らない馬鹿な同級生のための覚え書き。
 最初に断っておくけど悪口を書いているわけでもない。事実を述べているだけ。
 君はよく「どうしていいのかわからない」と言うけれど、正確には「やりたいことが多すぎて、やりたくないことが多すぎて、捨てたくないものが多すぎて、嫌いなものが多すぎて、どこから手をつけていいのかわからない」だ。物欲ありすぎ。未練ありすぎ。恨み残りすぎ。
 でも死にたくないならいろいろあきらめるしかないでしょ、もはや。自動車もクレジットカードも危ないから持たせておきたくない。せっかく親の力で帳消しにした借金を再びふくらませちゃったわけだし。
 君を軽蔑はしないが腹が立つ。僕の言うことを聞かないからだ。僕やtomonyaの言うことを聞かないくせに泣き言ばかり言って事態を悪化させるばかりの君には腹が立つ。せめて、君が死んでも何とも思わないように心の準備をしておきたい。
 言葉が届かないのは僕の力量不足だけではあるまい。そしてこの日記も「願望に基づく理解」で処理されてしまうのかと思うと歯がゆい。僕たちは常に国語力を試されている。それは書き手としての能力と読み手としての能力だ。
 あーもー。わかってもらえないなら、俺はあきらめるしかないんだよ。