核燃料の再処理工場が稼動すると・・・?

これはまずいだろう。この国はどうなってゆくのだろう。

どうやら12月20日に工場へ劣化ウラン粉末を搬入し、12月21日あたりから始まるのではないかと言われています。

  • 通常の原発が放つ一年分の放射能を、一日で放出する。
  • イギリスのセラフィールドにある再処理工場の周辺では、小児白血病の発生率が全国平均の10倍になっている。この工場は六ヶ所村の工場より規模が小さい。
  • 事故を起こした場合、原発1000基分の放射性物質をまき散らす。
  • 再処理には50兆円ものコストがかかると言われている。
  • 核先進国であったドイツでさえ、度重なる事故によりあきらめた技術。

試験が行われてしまうと、たとえ工場の本格操業が永久回避されたとしても、膨大な放射性物質のゴミが残ってしまいます。この核廃棄物も我々の子孫が何万年も管理しなければなりません。

先日、元原発エンジニアの菊地洋一さんから聞いたお話では、以前六ヶ所村に行ったとき、二十歳にも満たないように見える少年から「これ、ぜったい事故るよ」と言われたそうです。
「どうして?」と訊くと、「だっておれが溶接したんだもん」とのことでした。
そのとおり、その後不正溶接が300箇所以上も発見されています。
現在、溶接工が不足しているそうで、その状況下でかなりひどい工事が行われたのだと思います。