盗まれたくない情報はどれ?

盗まれたくない情報はどれか。多くの人は「全部」と答えるかもしれない。しかし、盗まれて困る情報ばかりだろうか。

メールアドレス
うざいSPAMが増えるかも。受ける被害は主に精神的苦痛だろうか。携帯電話の人はパケット代がかさむかも。
住所情報
うざいDMが増えるかも。しかし捨てれば済むだけのこと。メールによるSPAMと違い、送る側に郵送のための費用がかかるため、盗んだ側としては自分で使うより転売した方が価値があるかもしれない。
電話番号
うざい勧誘電話が増えるかも。DMより精神的苦痛が大きいし時間も取られる。利用するには電話代がかかるので、盗んだ者にとっては住所情報と同じく転売したほうが利益となるだろう。
クレジットカード情報
最も盗まれたくない情報。盗む側にとっては最もおいしい情報のはず。なにしろ、盗んだその場ですぐ使えるし、使い方も簡単。他の情報と違い、金銭的な大打撃を受ける可能性が高い。たとえば、あなたの知らない誰かが、あなたのお金で豪遊するかもしれない。
買い物の内容
「あなた、このあいだインターネットで○○○を買いましたね?」なんていうストーカーが現れるのだろうか。あるいは、買い物の内容をネタに恐喝されるのだろうか。「このあいだ○○○を買ったことをばらされたくなかったら100万円用意しろ」などと言われるのだろうか。言われると困るようなものは買わないほうがいいかもしれない。しかし、ストーカーも恐喝も立派な犯罪なので、警察に突き出そう。

どれも盗まれたら困るが、クレジットカードだけは洒落にならないため、どのショップでも扱いが慎重である。暗号化できないならば最初から扱わないことが多い。
そもそも、カード決済はショップにとって高コストであり、弱小ショップには手を出しにくい存在だった。
しかし最近では、そんなショップのためにカード決済を代行する業者も現れ、弱小ショップの強い味方となりつつある。この場合、住所氏名は暗号化されていなくても、カード番号だけは暗号化される。