僕と彼女の違いはなんだろう。 そりゃ違いはたくさんあるだろう。しかし、こんなことになってしまった理由は考えざるを得ない。 そのひとつに、僕には守ってくれる理解者がいて、彼女にはいなかった、というものがある。 多くの過去は忘れてしまったが、誰か…

「今日の日記、人の話ならいい話だと思えるのに、どうして自分のことだと思うと『うぜぇ死ね』ってなっちゃうんだろう」

「あのね、師匠。玄関が通りたくない場所になったの」 「うん？」 「花にちょっと触れようとしただけで、気がついたらバラバラにしてそうで・・・」

光が足りなくて美しく撮ってあげられなかった。 寒い時期である。このつぼみは開くことができるのだろうか。

彼女の実家で、行き場を失った花を引き受けることになった。 扱いに困るような大振りの花を置いていく突然の来客。生け花などできない母親は困った困ったと繰り返す。よそならば皆に愛されるであろう白いつぼみも黄色い大輪も、ここでは厄介者だ。そこで彼女…

恐ろしい落雷で目を覚ましたような気がするが、また眠ってしまった。 一方、恐ろしい事態は今も目の前で進行中である。今日は美談だけ書き残そうと思う。