「Linuxは簡単」という小学生は90%
「Linuxは簡単」という小学生は90%,教員は60%---経産省による導入実験,結果公開
サンプルは小中学校11校6291名だそうで。
今後ますますオープンソースの普及が進みそうなニュースであって大変めでたいのですが、教員の皆さんは少々困っている様子。
授業の組み立てや教材を作成する教員の視点では,非OSSとの操作性の差異や授業中でのトラブルへの不安(不信)感が色濃く現れていると言っても過言ではない。
なればこそ、ますますリテラシーの重要度が上がると言えるでしょう。アプリの使い方を覚えさせるだけなんて愚の骨頂。概念の理解がないと、道具を使うのではなく道具に使われる人間になりかねない。
そんな中、いい本を見つけましたよ。
- 作者: 吉永敦征,畔津忠博,永崎研宣
- 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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中身はこんな感じ。
とはいえ、大人たちの心配をよそに、一部の子は勝手にどんどん伸びて教師さえ置いてきぼりにしてしまうのだけどね。教材の準備も大変だろうけど、できる子とできない子を同時に扱うことの大変さも悩みの種なんじゃないかな。というか無理に近い。自分なら自習と個別指導の組み合わせを選びそう。あるいはid:tomonyaが言っている自動車教習所方式とか。