展示車いじり

デパートにタントとラパンとR2が展示してあったので、誰にも断りを入れずにいじりまわした。
タント、広い。とても軽自動車とは思えない。最近のダイハツらしい高級感のある内装。パネルの配置もいい感じ。ドアの音、ダイハツらしい軽いけど上品な音。後方視界、よく見える。
ラパン、かわいいけどダメ。全体的に安っぽい。特に気になって仕方がなかったのが、ドアを開けるレバー。小さすぎるし、金型の継ぎ目がモロ見えで安っぽさ全快。車から降りるときに必ず触るパーツなんだから、もっとしっかり作ってほしい。後方視界、プレオと同じくらいだろうか。
R2、狭っ! しかしこの狭さは少しも苦痛ではない。むしろ心地よい。後方視界、悪い。慣れれば何とかなるんだろうけど、プレオとのギャップがありすぎる。内装、悪くない。ドアの音、重く大きいけど頼もしい音。意外と軽い力で閉まってくれる。シートの座り心地は前後とも3車種の中で一番好み。アクセルを踏んだ感触の高級感はダントツ。スピーカー、相変わらず前のほうにあるのね。
総評。この中で人気が一番高そうなのはタント。広いしおしゃれで現代のニーズに最も合致している気がする。でも僕のお気に入りはやっぱりR2。あの狭さがいい。体にフィットする感じがいい。ドアの音がいい。アクセルの踏み心地がいい。ドアを開けて降りるときに、僕の体の動きに自然についてきてくれる。まるで阿吽の呼吸だ。
そんなわけで、今、とてつもなくR2を試乗してみたい。どこかに試乗車はないものか。