お宝がしみる温泉

どこのおっさんですか

年が明けて初めて温泉に行った。「お宝がしみる」と言えば、どこだか分かる人もいるかもしれない。あの但し書きはインパクトが強かったので温泉名を忘れても覚えていたほどだったが、今日はなかった。田舎くさいセンスが良い味を出していたのに、なくしてしまうとは惜しい。フリータイムで半日ほどごろごろした。ほのかに舞い落ちる雪を見ながら露天風呂につかるという風雅な体験をさせてもらった。
その後、同人誌漁り、クイズゲーム、ボーリング、卓上ホッケーと続いた。患者も「物事を楽しむ」ということがだんだんできるようになってきたようだ。仕送りがなかったら赤字だが、これも治療の一環である。向こうの親には出してもらおう。