君子豹変

この言葉を悪いイメージで捕らえている人も多いと思う。自分もかつてはそうだった。たとえば政治家が当選前と当選後で態度や主張が違う…なんてことを思い描いていたが、そうではない。正しくは、豹の毛が鮮やかに抜け代わるように、過ちを素直に認めて善に移ることなんだそうだ。
だから、利己的なだけの変わり身は君子豹変とは言わない。それは「うそつき」とか「裏切り」と呼んだほうが良いだろう。生え変わった豹の毛並みは美しいものだ。