ひきこもるという情熱

「ひきこもるという情熱」という講演会を聞きに行った。
講師は芹沢俊介さんという方で、うろ覚えで失礼なのだが評論家だったような。ひきこもりの研究をされているが、「医者じゃないのに」という批判も受けたらしい。斎藤環さんの「社会的ひきこもり」という言葉にツッコミを入れたら、逆にツッコミを受けたとか何とか。
それはともかく、客層が中高年であったためか、講演は入門編に留まった。続いて登場した若い人たちも、一般人の共感を呼べそうな、脆く善良な人々だった(一部を除く)。
少々退屈だったが、それはそれでいい。内容も人選(一部を除く)も正しかったと思う。まだまだ正しい理解が浸透しない現在、何も知らない人に分かりやすく伝えてくれる人はたくさん必要だ。
それに、僕の知人たちが壇上に並んだら、年寄りの心臓に悪い。存在そのものが事件だ。